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大田の地形と地質

地層観察の手引き

■グリーンタフ

グリーンタフ

平行葉理が発達する緑色凝灰岩(大田市仁摩町仁万)


緑色を帯びる凝灰岩をグリーンタフ(緑色凝灰岩)と呼び、特に日本海形成期(新第三紀中新世)の海底火山活動に伴う凝灰岩類(火砕岩)に緑色のものが多いことから、その代名詞的に用いられることもあります。その場合には、緑色でない凝灰岩も「グリーンタフ」と呼ぶことがあります。


グリーンタフ

緑色を呈する火山礫凝灰岩(大田市仁摩町仁万)


凝灰岩は火山灰が堆積してできた岩石です。グリーンタフは、火山灰が堆積した後、熱水による変質作用を受け、角閃石や輝石などの有色鉱物が粘土鉱物の一種である緑泥石に変化することで、緑色を帯びます。緑に発色する主な理由は緑泥石中の鉄によります。

なお、凝灰岩など、火山灰や火山礫からなる岩石(火砕岩)は構成する粒子の大きさによって区分され、砂サイズの粒子からなるものを凝灰岩、礫サイズの粒子からなるものは礫の大きさや割合によって火山礫凝灰岩、凝灰角礫岩、火山角礫岩と呼ばれます。


グリーンタフ地帯

グリーンタフの分布域

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