わたしたちの三瓶山

もくじ

三瓶山の観光

キャンプ風景(北の原キャンプ場)

キャンプ風景(北の原キャンプ場)

三瓶山は、観光地としての一面を持っています。登山などのアウトドアレジャーと、三瓶温泉、三瓶自然館が集客の中心で、年間に約60万人が県内外から訪れます。


三瓶山登山

男三瓶山の山頂

男三瓶山の山頂


室ノ内の紅葉

室ノ内の紅葉

三瓶山には何通りもの登山道に加えて、観光リフトがあり、いろいろな登り方ができます。登山の途中では様々な草花をみることができ、山頂からの景色も抜群です。秋に色づく室ノ内の紅葉など、四季おりおりの自然景観は登山愛好者にも人気があり、関西や九州など、遠方から登山に訪れる人もあります。


湯量 島根県No1.三瓶温泉

三瓶温泉

三瓶温泉は、自然にわき出る湯の量がとても多く、島根県では、わき出る量が一番多い温泉です。この湯を利用した宿は、三瓶山の観光の魅力のひとつです。


三瓶温泉

昔のにぎわい

浮布池のそばにあった遊園地

浮布池のそばにあった遊園地(和田為夫氏提供)

昭和30年代から40年代の三瓶山は、全国的なレジャー・ブームの追い風もあり、おおいににぎわいました。温泉、ハイキング、キャンプ、登山にくわえ、冬は多くの人がスキーに訪れました。広島からの定期バスや、専用スキー列車が九州から運行されるほどのにぎわいでした。


解説

 三瓶山は、世界遺産・石見銀山遺跡とともに大田市を代表する観光地でもあります。三瓶山の観光としては、登山やキャンプなどのアウトドアレジャー、三瓶温泉をはじめとする温泉、三瓶自然館や三瓶小豆原埋没林の見学、そば等の食などがあります。また、山野草や紅葉の鑑賞、サイクリングやウォーキングなどのスポーツ、ドライブやオートバイのツーリングで訪れる人も少なくありません。
 その他、宿泊研修や合宿で国立三瓶青少年交流の家を利用する学校団体も多くあります。
 近年は、地域活性化につながるとして、観光業への期待が全国的に高まっています。三瓶山には、大田市以外の地域からも人が訪れるような見どころや楽しみ方があり、それを体験できる施設にも比較的恵まれています。全国的に知られている石見銀山と出雲大社からも近いという利点もあります。一方で、これらの恵まれた条件を十分に活かすことができていない面もあります。観光客をもてなす工夫や、情報を広く発信する工夫次第で、三瓶山は今以上に多くの人が訪れる可能性があると期待され、観光振興に向けた様々なとりくみが行われています。


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