タイトルバナー

しまねの自然

しまねの地形と地質

■石見東部の自然〜断魚渓(邑南町)

断魚渓

断魚渓は、江の川の支流、濁川にある峡谷です。アユやサケなど遡上を阻む滝や急流が連続することからこの名がついたようです。
渓谷の両岸には切り立つ岩壁が迫り、谷底には「千畳敷」と呼ばれる平坦面や小滝などが連続しています。
中でも特徴的なのは、千畳敷の中ほどを流れる直線流路(上画像)。幅2m程の狭い溝状の流路を、激しく水しぶきをあげながら水が流れ下ります。
この部分は岩をうがった樋(水路)のようであることから、「岩樋川」と呼ばれます。

断魚渓の急崖には広葉樹を中心とする植生が分布し、11月中旬の紅葉期には鮮やかに色づいて渓谷の景観を演出します。

当地一体には流紋岩と凝灰岩が分布しています。この岩石は緻密で硬く、断層や節理に沿って河川の浸食が進んだことで断魚渓の地形が形成されました。


→断魚渓のおいたち
inserted by FC2 system