・しまねの自然
→石見地方
→出雲・隠岐地方
美郷町・邑南町・川本町
湯抱温泉
久喜銀山
断魚渓
志都の岩屋
イズモコバイモ自生地
上ヶ畑の石灰岩洞窟
江津市
千丈渓
観音滝
浅利富士
岩滝寺の滝
大崎鼻
島の星山と椿の里
浜田市
畳ヶ浦
長浜台地の黄長石霞石玄武岩
室谷の石ごうろ
三隅大平桜
吉賀町
木部谷温泉
カタクリの里
津和野町
笹ヶ谷鉱山跡
大元神社跡の樟
青野山と青野山火山群
益田市
鑢(たたら)崎
唐音の蛇岩
遠田海岸の岩脈
土田海岸の混交岩
金谷城山桜
イズモコバイモはバイモ(貝母)の一種で、「出雲」の名が物語るように出雲地方で最初に確認され、分布が島根県に限られます。川本町の自生地は県道脇の斜面にあり、地元の方による保全活動の甲斐あって最大級の群落になっています。
イズモコバイモは早春に花を咲かせ、春の終わりに結実すると地上からは姿を消します。成育期間が春の短い期間に限られるために成長はごく遅く、発芽から花を咲かせるまでに何年もかかります。成長の遅さが分布地が限られることの一因と思われます。
イズモコバイモに近いホソバナコバイモ。中国地方に分布しており、イズモコバイモと混生していることがあります。