龍頭ヶ滝は幅がある美しい滝で、滝の背後の空間からもカーテンのように落ちる水流を見ることができ「裏見の滝」でもあります。

 滝の頂部から中ほどにかけては柱状節理が発達した硬質な安山岩です。滝の中ほどで岩質の境界があり、下部の凝灰岩はややもろく、その部分が浸食されて広い空洞になっています。

 滝は滝谷川沿いの道を進んだ先にある駐車場から歩く道と、飯石ふれあい農道の駐車場から下る2ルートで行くことができます。滝谷川側からは少し距離がありますが、山道の脇に樹齢100年を超えるであろう風格があるスギが立ち並ふ雰囲気が良い道です。