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しまねの自然

しまねの地形と地質

■出雲・隠岐の自然〜佐陀川(松江市)

佐陀川

佐陀川は島根半島を横断して宍道湖から日本海へ流れでる河川で、1788年に開削された運河です。
江戸時代に宍道湖がしばしば増水し、松江の低地に浸水被害が発生していたことから、佐陀川が開削されました。
佐陀川は途中で宍道湖と日本海に分かれる分水界を横切ります。その地点にある佐太講武貝塚は、縄文時代前期の貝塚で、山陰では最大級の規模を誇ります。この貝塚は1919年に佐陀川の改修工事が行なわれた際に発見されました。
大半がヤマトシジミからなる貝層は標高1m以下の低地にあります。この貝塚の時代は縄文海進の最高潮期にあたり、太平洋側の地域では現在より海面が数m高かったとの報告もありますが、当地付近ではそれほど高くなかった可能性を示しています。

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