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しまねの自然

しまねの地形と地質

■石見西部の自然〜浅利富士(江津市)

浅利富士

浅利富士は江津市浅利町の海岸部にある標高246mの小高い山です。
国道9号線や山陰本線の車窓からも富士山を少し扁平にしたような山容が良く見え、地域のシンボル的な存在です。
室神山とも呼ばれますが、浅利富士の名の方が良く使われるようです。

あたかも火山のような姿をしていますが火山地形ではありません。
この山を作っている岩石は火山岩ですが、それが形成されたのは6500万年以上昔の中生代白亜紀です。周囲の岩盤が浸食される過程で、古い時代にできた岩体の固い部分が残って偶然このような形になったものなのです。
「火山」と呼ばれるのは、噴火によって形成された火山地形が残っているもので、多くの場合、約200万年前以降(第四紀)に活動したものを指します。それより古くなると火山地形が原形を留めないことが多くなります。

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