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しまねの自然スポット

石見地方

■島の星山と椿の里(江津市)

島の星山から江津市街と海を見下ろした景色

島の星山中腹の椿の里から江津市街と海を見下ろす景色。

 島の星山(標高470m)は、江の川河口に近く海から見たときに目立つ山で、かつては江津本町(郷田)の港を目指す航海の目印になった山です。

 島の星山は柿本人麻呂が石見を去る時に詠んだ「石見のや高角山の木の間より・・・」の”高角山”の比定地のひとつでもあります。山腹には様々な品種の椿が植えられた「椿の里」があり、人麻呂と依羅娘子の像もあります。

 椿の里の近くには「隕石大明神」があり、昔、山に隕石が落下したことが島の星山の名前の由来と言われています。隕石神社は小さな祠で、中に隕石と言われる大きな石がまつられています。この石が本当に隕石かということは別として、隕石の落下と思わせる出来事があったのかという楽しい想像がふくらみます。

椿の里

椿の里に咲くツバキの花。

隕石大明神

隕石大明神としてまつられている祠。中には大きな石がまつられていて、島の星山に落ちた隕石と言われています。近くにある池が隕石が落ちてできた穴というお話もあり、昔、隕石落下を連想させるような出来事があったかと思われます。

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