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行事食

伝統食

■大田・仁摩・温泉津地方の伝統食レシピ

埋飯


<材料>


ごはん(たきたての熱いもの)、わさび、人参、しいたけ、かんぴょう、油揚、砂糖、醤油


1.習わし

古くから伝わっていて、今でも仏事には欠かせません。手早くできておいしく、身体の芯まで温もるもので冬のごちそうのひとつです。


2.伝わっている地区

石見地方


3.作り方

(1)具を各々、千切りにして、砂糖、醤油、調味料を入れて吸い物程度の味にして柔く煮る。

(2)茶わんにワサビを入れ、その上に具を入れて熱い汁を注ぎ炊きたての熱いご飯を盛って供する。


4.食べ方

熱いうちにはしで上下によくまぜます。
かき込む途中でツーンとくるワサビに思わず涙がこぼれますが、笑われながら泣いて喜んで食べる、素朴な味です。

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