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地層から学ぶ
大地の歴史

■日影山

日影山

私学展望広場から見た三瓶山。写真の中央に家並みが見えていて、その背後の山が日影山。中央奥は男三瓶山、左が孫三瓶山でその左に子三瓶山がわずかに見えています。右のやや丸みを帯びて見える山は女三瓶山。

 日影山は、環状に配列する三瓶山の主要な峰(男三瓶山、子三瓶山、女三瓶山、孫三瓶山、大平山)の南側に位置します。718mと697mの2つのピークを持ち、国土地理院の地図上では697mのピークに「日影山」の記載があり、高い方のピークの名称は不明です。

 日影山は三瓶火山の約1万9000年前の活動(第4活動期)による溶岩でできていて、三瓶山の峰では最も古く形成されたものです。

日影山の地図

日影山の地図。以前は東の原から室ノ内峠(大平山と女三瓶山の間)に至る道の途中(地図では大田市の「市」の文字の近く)から日影山に向かう道があったようですが、現在は道は残っていません。

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