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しまねの自然スポット

出雲地方・隠岐地方

■立久恵峡(出雲市)

立久恵峡

立久恵峡は神戸川の下流にあり、比高200m近くに達する垂直に近い岸壁が発達する峡谷です。
当地の岩盤は火山礫が堆積して出来た集塊岩(火山角礫岩)です。
この岩石は水の流れによって比較的浸食されやすく、深い谷を作りやすい特徴があります。
その岩壁には、当地の地名がついた「オッタチカンギク」などの希少植物を含む断崖性の植生が分布しています。
峡谷の険しさが植生を変化から守ったことと、凹凸が多い岩質のために断崖性の植物が生育する場が多いことが独特の植生につながっているとみられます。
<国指定名勝天然記念物>

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