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しまねの自然

しまねの地形と地質

■石見西部の自然〜笹ケ谷鉱山(津和野町)

笹ケ谷

笹ケ谷鉱山はおもに銅を産出し、江戸時代には石見銀山御領として幕府の支配下にあった鉱山です。
16世紀には本格的な開発が行われていたらしく、津和野町畑ケ迫地区の「笹ケ谷」、「石ヶ谷」、「山の内」でそれぞれ採掘されました。

鉱床は石灰岩や頁岩からなる古生代の堆積岩類とマグマが接触して形成されたスカルン鉱床です。
慶長以降、銅製錬の副産物だった亜ヒ酸の生産が行われ、石見銀山ねずみ取りの名前で販売されました。当時、都市ではネズミが媒介するペストが流行しており、ねずみ取りは全国に知られる商品となりました。

昭和40年代にヒ素中毒による鉱害が問題となり、現在はヒ素の流出を防ぐために鉱山関連施設跡のかなりの部分はコンクリートで被覆されています。画像はコンクリートで覆われた鉱山跡地です。

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