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■忍原峡

忍原峡

忍原峡にある「二重滝」

 忍原(おしはら、おしばら、うしばら)峡は大田市川合町にある小規模な渓谷で、毛利と尼子による石見銀山争奪戦の舞台のひとつです。
 忍原川の上流にあたり、巨岩と滝、洞窟が点在しています。

 国道375号からもいくつかの大岩が見え、そのひとつには「観音岩」の名があります。
 また、当地の地形には、昔の川が岩を削った痕跡や、風蝕による穴をみることができます。

 忍原は江戸時代以前は交通の要所だったと言われており、毛利氏と尼子氏による石見銀山争奪戦の戦場のひとつと伝わります。現在の道路では、ここが交通の要所だったことがわかりませんが、忍原川の上流は石見銀山の銀生産の主力だった「本谷地区」から流れており、銀山から川沿いに下ると忍原に至り、そこは大田方面と邑智郡を繋ぐ道との交点という関係です。

*入り口に案内看板があrますが、道は荒れており立ち入る際は十分な準備が必要です。

忍原峡

忍原峡の「見張り岩」から西を見た様子。遠くに大江高山火山の山並みが見えています。

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